寒いですねぇ。ぶるぶる。
昨日今日と、ここ福岡でも雪がちらついております。
こんな日は外へ出ずに家の中でヌクヌク・・・が一番。
せっかく家の中でヌクヌクするのなら、簡単な手作りに挑戦してはいかがでしょう?
てなわけで、クローゼットの中から羊毛フェルトを引っ張り出してきて作りました。チクチクと。いやブスブスと・・と言うべきか?
先ずはブローチから。
ご存じない方のために一応説明すると、羊毛フェルトとは羊毛を専用の針でつついて、繊維を絡めながら平面や立体など好きな形に成形できる手芸の一種で「ニードルフェルト」とも呼ばれます。
針で刺すこの方法のほかにも、羊毛を平面上に並べ、中性洗剤等を含ませたお湯に浸し擦ることで、羊毛が収縮する原理を利用してシート状のコースターなどを作る方法もありますが、ニードルを使うやり方の方が手軽で簡単なので今回はコチラをご紹介しますね。
羊毛にはご覧のとおり、パステルからシックなものまで色んな色があります。
写真右の3つが専用の針。大きなものを作るときには3本ついた針が役に立ちます。
が、1本のみの針でも作業は充分出来ますよ。
左の白は専用のマット。この上で針を刺すのです、ひたすらブスブスと黙々と。
フェルトのような布の上に、好きな形に羊毛を置きます。
今回私は、楕円のブローチを作るので楕円形に置いてみました。
そしてひたすら、針で刺す。
ストレス解消にはもってこいの作業。
刺すことで羊毛がまとまってきます。
そうしたら更に上から羊毛を足して厚みをつけていきます。
その作業を数度繰り返します、自分の好みの厚さと形になるまで。
形が出来上がったら お次は模様。
これまた自由に好きな形にのっけてひたすらブスブス。
何だか訳のわからない丸も、味のある模様になってくれると信じながらひたすら。
こんな感じに仕上がったら、まわりの不要な部分をハサミでカットして
後ろにブローチ用のピンを縫いつけます。
はい出来上がり。
平面のものだけでなく、立体が出来るのも羊毛フェルトの良いところ。
これはコケシのオブジェなのですが、布の上に羊毛を置くのではなく とにかくコケシっぽく成形して刺す。
足りなかったら上から足してまた刺す・・を繰り返し。
コケシになれコケシになれと思いながら刺していくとこんな感じになります。
・・・なるはずです。
作業自体は難しくなく、根気さえあればできると思うので先ずはチャレンジあるのみ。
このように脱力系から、ナチュラル系まで。
許容範囲の広さが羊毛フェルト雑貨の良いところ。
特にニードルフェルトは初めての方にも取りかかりやすいと思うので是非手作りしてみてくださいー!
手作りって楽しいー。