今も昔も、小さいもの つまりミニチュアが好きで 作るのも買うのも飾るのも、小さいものに心ときめく私だ。
これまでたくさんの小さいものを作ってきたけど、もう長いこと制作活動をやっているせいか、作品の傾向も以前と今では ちょっと変わってきたなと感じています。
インテリアや洋服の好みだって基本は変わらなくても、時代とか年齢と共にちょっとずつ変化していきますよね?
作品づくりもそんな感じなのかな。
今日は、そんな私の過去作品をいくつか紹介したいと思います。
私のミニチュアコレクション(過去バージョン)
この頃は、精力的に作品展やイベントなどをやってたので、それはそれはたくさんのミニチュアを作ってはたくさんの方に買って頂きました。
と、同時に雑誌などで制作の仕事もしたり、教室の数も今より随分と多くて…
あの頃は忙しかったな。
そして、若かったな。遠い目
アンティークっぽいのが流行った時期でもあったので、作品にもそんな感じがビシバシと。
ある日、蚤の市みたいなのに出掛けて たくさん並んだ古いものを見たときに、ちょっと怖い気がして「私はこれを普段使いなんて出来ないな」と思い、それからアンティークっぽいものがあまり好きでなくなってしまいました。
それからは作るものも徐々にシフトチェンジ。
でも文房具が好きなのは今も変わらない。
未だにミニチュア文房具みたいなのは作ることがあります。
そのほかには
ミニチュアの靴とか
ミニチュアの箱なんかはよく作ります
↑あっ昔のHPのアドレスだ(今はもう見られません)
そして今だに、コンスタントに作るのはこれ
豆本
こちらはハードカバーの写真集
もちろん自分で撮った写真の写真集です
小さな小さな花の写真集だって。きゃっ
この頃はまだ、monと言うハンドルネームで活動していたんだわ。
中はこんな感じです。
↑かぼす。なぜにかぼす?
この辺りの作品は、時間を経て益々好きに磨きがかかった感じがします。
反対に今は全く作らなくなってしまったものも。
ミニチュアのアイロン台とかチャーチチェアとか
両方とも、あまーいですね。
すてき奥様かって感じ。
流行に乗って買ったチャーチチェア(ホンモノの)、未だにリビングでディスプレイ用として活躍してます(笑)
こんなのもあった。
絶対に指には入らない小さな小さな指人形
ああ、時代は流れたなという感じです。
この時に作った作品はほとんどが売れてしまったり、プレゼントしたり で今はこれくらいしか手元に残っていません。
あの頃の私の作品を買って頂いた方には今、改めて感謝です。
あの頃があるから今がある。なんつって。
今日のこの記事を書きながら、つくづく思ったことは
今、一生懸命追いかけてるものもいつか気持ちが離れることがあるのかなということ。
長い時間を経ても、ますます好きに磨きがかかったものがあるように、この先も飽きることなく制作活動できたら良いなと思います。
できることなら、今 好きでたまらないものたちの多くが 淘汰されることなく進化していけば良いなと思うんだけど。
どうだろう。
そればっかりは、再び長い時間がたたないとわからないなぁ。
流されることなく確固たるものを確立していきたいものです。
↑キマッタ!