学生の頃、母は私に勉強しなさいとは言わなかった(気がする)
そのおかげか私はとても呑気に毎日を過ごしていました
さすがに試験前だけは違いました
いつも通りご飯を食べてテレビを見て寝ようとすると
母は私にすごい剣幕で勉強しなさいと言います
(試験前くらい勉強しなさいと当たり前田のことを)
そりゃもう、無視して寝るなんて出来ません
それも寝る前に、布団に入る前に言うのです
私は泣く泣くリビングのテーブルに座ります
とりあえずノートと教科書を広げて座ります
そう、すわるだけ
なぜなら母は私に勉強しなさいと言いながらも
夜更かしに付き合う事はなく先に寝るのです
母からは私が起きていることしか見えないのです
好きなドラマの続きが気になって眠れないときとは訳が違う
さぁ今から寝るぞ!と思っていたのに寝られない状況はこの世の終わりかと思うほどに辛い
そんな心境で勉強なんて身が入るわけがないですよね
だいたい5分もすればチラシの裏に落書きしていました(勉強しろ)
パチンコの広告の裏は大体白いですけんね~白いけんですね~
(丁寧語の方言問題
広告に使われているキャラクターを真似して描いて母がいびきをかくまで待っていた
そして母が寝たことを確信したら私も寝ていた試験前の夜 15の夜
そんな私も大人になりました
つい最近眠たいのに絶対に寝てはいけない状況になり
このエピソードを思い出したのです
未だにこんなことしてるよ
大人になりたい
今でもルパン、描けるかなぁ?